会長である神谷博行が、平成29年度「現代の名工」として表彰されました。

「現代の名工」とは?

「現代の名工」とは、技能者の地位と技能水準の向上を図るために設けられた、卓越した技能者表彰制度に基づき、厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者(卓越技能者)の通称です。

表彰の対象となるのは、金属加工、機械器具組立・修理、衣服の仕立、大工などの職業を分類した全22部門の技能者です。

全部門で4,000名ほどしかいません。(故人含む)

神谷博行の功績

50年以上にわたりめっき作業に従事し、幅約5mにも及ぶ大型形状の品物やチタンなど難素材に対する装飾クロムめっき加工を施す技能に優れている。また、緻密な治具製作や高度な剥離技能による再生めっき加工など卓越した技能を有している。これまで自動車パーツから寺社文化財に至るまで、様々な製品に対し高付加価値のめっき加工を施してきた。現在は後進の技能伝承に傾注すると同時に展示会等を通じめっきの魅力を精力的に伝え続けている。